気儘に歩く~ 8月の記憶  トビハゼの仔魚を見つけた!!! 

2014. 8. 1  金曜日  16:00~17:20  曇り

和歌の浦干潟でトビハゼを初見して以来、冬場の渡り鳥観察と同様に、トビハゼの存在には興味津々も津々。忘れ難い、捨て難き存在となってしまった。

魚にして陸地を闊歩したり。水切り宜しく水面をスキップしたり、時には小高い砂山の頂から周辺を眺める仕草は何とも可笑しく愛嬌に富んだ魚である。

身支度・色彩は、お世辞にも綺麗・美しいには縁遠き容姿である。その最たるものは頭上に突き出た眼球の巨大さと言うかバランスの悪さにある。しかし、そのバランスの悪さが愛嬌者の看板となっている。

その他、脚の様に動く胸鰭、跳躍時の尾鰭力。威嚇・求愛時の背鰭の動きや身の熟し方。誰しも一度目にすれば忘れ得ぬ存在となる事必至なりとガッテンしている。

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先日の事、マイブログに訪問頂いたH氏のお声掛けに刺激され、アッシー君の日でありながら準備万端相整え、僅かな時間を工面して、空の雲・夕立の心配をしながらも干潟に出掛けることとなる。

本日の目的・予測は、夕刻からの差し潮に乗って水面を飛び跳ねるトビハゼの姿をカメラに納めること、もう一つに仔魚の出現をこの目で確かめることにある。


仔魚の出現!!
時間は、差し潮が始まったばかりである。干潟の泥地を匍匐するトビハゼを見掛けるも求愛時期は終わりとなってしまったのか、単独行動のハゼばかりを見る。

ならば目的を変更して、水際や泥地の小さな水溜りを一つ一つ腰を屈めて見て回る事にしよう・・・・・・・

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僅かな期待は見事的中!小さな水溜りの面を微かに揺するが如くに蠢く物体に目が走る。居た!仔魚の戻りを確認しました。お帰りは8月中旬以降と予測していたのだが、嬉しい予想外れなり。居た!数は少ないが居る!居る!

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トビハゼの後方に写る、細長い巻貝の全長は約20mm。それよりも、やや小ぶりにして早くも成魚の形態を持ち合せている。卵から孵化して一度は海へと流れ行き、成長した姿を誇るかのように干潟に帰って来たのだ。

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小さな体に不釣合いとも思われる突出した大眼球も見事!実に見事!まだまだ此の干潟も捨てたものでは無いよ・・・・・・・・我一人、前途洋々万々歳の感に浸る瞬間であった。

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体長20mm足らず、前後に比較する物が無ければ、写真で見ての通り成魚と変わらぬ立ち振る舞い。早くも水陸両用の生態を兼ね備えているは頼もしくもあり・・・・・・・

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巣穴を守る!!
最早求愛期は終り、それぞれの個体は独立行動しているのでしょう・・・・・・・それでも巣穴を守っている?孵化を待つ?健気な♂の個体と想像出来るのだが・・・・・・・・間違いだろうか?

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出たり入ったり・・・・・・・
資料を検索すると、トビハゼの産卵期の巣穴は、入口を2か所に設けたアルファベット「Y・J」を上下に連ねた形状であると記されている。Yの上端2か所は出入り口。Jの最下端、反り上がり部が産卵室という。

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上記の巣穴の様子はWebページに公開されていた。その一例は「とうきゅう環境浄化財団・多摩川河口干潟におけるトビハゼの生息環境・・・・」である。

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スナモグリを貪る!!
またまた、スナモグリを捕食するシーンを目撃出来ました。

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スナモグリの腹部を咥えて・・・・・・・

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どうやら腹部の柔らかい部分を噛み取り脚や頭部を残すのでは???・・・・・・

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そうだ!前回と同様の状況なりを思い出す。大きすぎて食べられないものと予想したが、これは大間違い?柔らかい部分以外は食べ残すのか・・・・・・・次回、遭遇時はスナモグリの本体を調べて見なければ・・・・・・

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水面を飛び跳ねる!!
子供や大人、年齢に関わりなく、静かな海・川面を見て、投石による水切りを楽しんだ事を思い出して下さい。トビハゼは差し潮に乗って水切り同様に水面を跳ねています・・・・・・・・

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素早い動きにカメラ?いや私の動作が追い付きません・・・・・・・またまたピンボケ写真で失礼!おあとは、ご想像にお任せ・・・・・・

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ホップ・ステップ・ジャンプ・・・・・・・・

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得意とはいい難しだが泳ぎも出来るんだよ・・・・・・・

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はい~陸に到着!這い上がりはお見事なり・・・・・・

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是より、水際を動き廻るトビハゼの美姿をご紹介いたしましょう!!

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二匹並んで暫し休憩・・・・・・・・

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後ろ姿も絵になるなぁ~。今日、ここで見るトビハゼ群は、すべて体長 5~7cm止まり。卵から孵化した当初は、体長2~3mm程度、孵化後50日足らず。15mm程に成長して干潟に戻って来るという。

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生後1年で5cm程に成長する。従来トビハゼの寿命は2年とされてきたが、東京湾では1~3年の成魚が確認されたと前記資料に記されていました。

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泳ぎよりも?水中よりも陸が居心地良しかな・・・・・・・

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リラックス出来るのも陸ですね~見ている方もホットしますよ・・・・・・・

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最後のお口汚しに?蟹をご紹介・・・・・・・・
柔らかい泥地に生息する「オサガニ」オサガニの頭にヤマトやヒメを冠に持つ仲間がいる。ヒメヤマトオサガニ・ヤマトオサガニ等という。

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御身はその何れなりや・・・・・・・・泥を被っているために見極め難しいなり・・・・・深入り無しとしておきます。

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トビハゼの仔魚を求めて朝の差し潮時に来てみよう!。仔魚の大群が上陸する姿をカメラに納めたし。されど台風11号・12号による大雨が続くようだ・・・・・・・土曜・日曜に掛けて九州・四国では観測史上最大の降雨量と報道されている。

雨も気になるが、潮周りも気にしなければ。好機とは儘ならぬものと感じながら待機するしか道は無し・・・・・・

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